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学会長挨拶

第70回学会長挨拶

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 この度、第70回四国公衆衛生学会総会の学会長を仰せつかりました。本学会は、愛媛県では4年ぶりの開催となります。令和7年2月6日(木)は愛媛大学城北キャンパスにて四国公衆衛生医師の会総会、地域保健行政従事者研修会、四国公衆衛生学会理事会と懇親会を開催いたします。令和7年2月7日(金)は愛媛県医師会館にて四国公衆衛生学会総会と四国公衆衛生研究発表会を開催いたします。愛媛大学では令和4年度より大学院医農融合公衆衛生学環と称する公衆衛生大学院修士課程を設置しております。名称の通り医学系研究科と農学研究科が連携して本学環を運営しております。今回の学会の特別講演では「栄養疫学に基づく健康・栄養政策」をテーマとして、東京大学大学院医学系研究科栄養疫学・行動栄養学特任教授の大久保公美先生にご講演いただきます。続くシンポジウムでは各県の代表の方より「四国の健康・栄養政策と問題点」と題してご発表いただきます。その上で、大久保先生も含めて討論を行い、根拠に基づく政策策定について栄養の観点から、今一度、認識を深めることができればと考えております。
 午後の四国公衆衛生研究発表会では、栄養に限らず、四国で活躍されている保健医療福祉の専門家・実務家が一堂に会し、様々な立場から公衆衛生活動の可能性を追求する新たな取り組みの発表の場を提供することで、公衆衛生が抱えている課題の解決に貢献することを目指して企画運営いたします。
 特別講演とシンポジウムはWEB配信を予定しております。多くの方々のご参加をお待ちしております。本学会ご参加のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。

愛媛大学大学院医学系研究科疫学・公衆衛生学講座
愛媛大学大学院医農融合公衆衛生学環
第70回四国公衆衛生学会
学会長 三宅吉博