はじめに、熊本地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表します。
このたび、第72回四国公衆衛生学会・令和8年度四国公衆衛生研究発表会を、令和9年2月4日(木)、5日(金)の2日間、サンポートホール高松において開催いたします。歴史ある本学会の学会長を務めることを大変光栄に存じますとともに、開催にご協力いただく関係各位に心より御礼申し上げます。
四国4県には、それぞれの地域で積み重ねられてきた多様な取り組みがあります。AIの活用が広がる時代だからこそ、互いの顔が見える距離で、実践の過程で直面した困難や今後の課題について率直に議論できることは、本学会の大きな意義と考えます。県や職種、所属の枠を越えた交流を通じて、各地域の日常の活動に持ち帰っていただける学びのある会を目指してまいります。
今回は、「災害・健康危機に備える四国の公衆衛生―南海トラフ巨大地震を見据えて―」をテーマとして開催し、基調講演には京都第一赤十字病院救命救急センター長の高階謙一郎先生をお迎えする予定です。災害時には、発災直後の救命救急医療に加え、避難生活における健康の維持、慢性疾患への対応、こころのケアなど、長期にわたる支援が求められます。南海トラフ巨大地震への備えが重要な課題である四国において、医療と公衆衛生の連携を平時からどのように築いていくか、皆様とともに考える機会にしたいと存じます。
また、これからの地域保健を担う若手の実務者や研究者、学生の皆様にも、積極的にご参加いただきたいと考えております。人口減少が進むなか、四国の公衆衛生を持続可能なものとしていくためには、次世代の担い手を育て、地域で培われた経験や知見をつないでいくことが欠かせません。本学会が、世代を越えた学びと交流の場となり、地域の健康を支える活動のさらなる発展につながるよう、関係者一同、準備を進めてまいります。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。








